🧬 ヒトのトリセツ|お金の意思決定ツール

親の介護資金
シミュレーター

親の年金と貯金で、介護のお金は足りるのか?
公的調査の平均データをもとに、3ステップで「見える化」します。

STEP 1

親の家計を入力する

介護費用は「親のお金でまかなう」のが大原則。まず親の財布の状態を入力します(わからない項目は、だいたいでOKです)。

万円/月
万円/月
万円
STEP 2

介護のシナリオを決める

全国調査の平均値を最初から入れてあります。スライダーで自由に動かして、いろいろなシナリオを試せます。

1万円30万円
万円
1年15年

平均は55ヶ月ですが、4年を超える人が約4割・10年以上も14.8%います。長めでも試してみてください。

💡 頭打ちの目安:介護保険サービスの自己負担(1〜3割)は、どれだけ使っても月 44,400円 でストップします(高額介護サービス費)。ただし施設の家賃・食費・おむつ代などは対象外なので、月額費用の全部が頭打ちになるわけではありません。
STEP 3

判定結果

✅ 親のお金だけで完結できそうです
介護費用の総額(想定)
万円
親の毎月の収支(介護中)
万円/月
介護終了時の親の資産(見込み)
万円
あなたの負担(不足額)
万円
⏳ 親の資産の寿命タイムライン
介護スタート 想定期間の終わり

知識

負担を減らす公的制度

介護のお金は「知っているかどうか」で自己負担が大きく変わります。試算の前提になっている制度です。

① 公的介護保険 —— 自己負担は1〜3割

40歳から全員が加入している保険です。市区町村に申請して「要介護認定」を受けると、介護サービスを1〜3割の自己負担で利用できます(所得によって割合が変わります)。まずは親の住む市区町村の地域包括支援センターに相談するのが第一歩です。

② 高額介護サービス費 —— 月の負担に上限がある

介護保険サービスの自己負担(1〜3割分)が1ヶ月の上限を超えると、超えた分が払い戻されます。上限は所得で決まります(2021年8月利用分〜)。

所得区分月の上限額
課税所得690万円以上140,100円(世帯)
課税所得380万〜690万円未満93,000円(世帯)
上記以外の課税世帯44,400円(世帯)
住民税非課税世帯24,600円(世帯)
非課税+年金収入等80万円以下15,000円(個人)

⚠️ 対象は介護保険サービスの自己負担分だけです。施設の居住費・食費・日用品、福祉用具の購入費、住宅改修費は対象外です。初回だけ申請すれば、以降は自動で振り込む自治体が多いです。

③ 高額医療・高額介護合算制度 —— 医療+介護の年間上限

医療費と介護費の自己負担を1年間で合算して、上限を超えた分が戻ってくる制度です。病気と介護が重なった年に効きます。該当すると自治体から通知が来るケースが多いですが、申請漏れがないか確認しましょう。

④ 相談窓口 —— 地域包括支援センターは無料

介護の総合相談窓口です。親が住む市区町村ごとに設置されていて、相談は無料。要介護認定の申請、使える制度、施設探しまでケアマネジャーや社会福祉士がサポートしてくれます。「親がまだ元気なうちに場所と電話番号を調べておく」だけでも大きな準備になります。

行動

📋 親と話すことチェックリスト

お金の試算より先にできる、いちばん大事な準備です。チェックはこの端末に保存されます。

0 / 8 完了

📖 データの出典

・介護費用の平均(一時費用47万円/月額9.0万円・在宅5.3万円・施設13.8万円/期間55.0ヶ月):公益財団法人 生命保険文化センター「2024(令和6)年度 生命保険に関する全国実態調査」
・高額介護サービス費の上限額:厚生労働省「令和3年8月利用分から高額介護サービス費の負担限度額が見直されます」
・公的介護保険の自己負担割合:厚生労働省「介護保険制度の概要」
⚠️ このツールは公的調査の平均値をもとにした簡易シミュレーションです。実際の費用は要介護度・地域・施設の種類・税や社会保険の扱いで大きく変わります。正確な見積もりは、親が住む市区町村の地域包括支援センターやケアマネジャーにご相談ください。将来の制度改正により金額が変わる可能性があります。